委員長あいさつ（2020年10月）

毎日のお仕事、大変お疲れ様です。
アークランドグループ労働組合　中央執行委員長　安達です。

新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、社会や生活様式の変化は確実にストレスとなり、働く人たちに悪影響を及ぼしています。私たちの現場でも感染症への不安と感染防止対策の続く中、人員不足でさらに増大する業務量の対応もあり、メンタル不調者も出ています。誰もがなり得る状況と言っても過言ではありません。周りを見る余裕もなく、自分のことで精一杯でしょうが、仲間のSOSのサインを見逃さず、気づいた人が声を掛けるなど、早期のメンタル不調者の発見と対応が大切です。
会社には安全配慮義務があり、相談窓口があります。労働組合でも相談窓口を設置しています。もし悩んでいる人がいたら、一人で悩まず相談してください。どんな方法があるか一緒に考えましょう。
「アークランドグループ労働組合　職場の悩み　なんでも相談窓口」
電話：０２５６－６８－６８１０

UAゼンセンでは第9回定期大会を9月に開催予定でしたが、感染症の拡大状況を踏まえて初の書面審議による開催となりました。全国約1800名の代議員による電子投票での表決の結果、全ての議案が承認・可決され、「働く者の雇用を守る」「ウィズコロナ、ポストコロナを見据えて暮らしの安心と、心豊かな社会の実現」を目指す新年度がスタートしました。これからは「ウイズコロナ（共生）の労働組合活動」として何ができるか、何をしていかなければならないかをみんなで考え、取り組んでいかなければなりません。そこには人と向き合い、対話をし、理解・納得・共感するという活動の基本を維持しつつ、新しい表現方法や行動・考え方を取り入れ、前に進むことを前提に活動していかなければならないと思います。