毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランドグループ労働組合 中央執行委員長 安達です。
主要企業の経営側と労働組合側の関係者による「労使フォーラム」が開催され、2020春季交渉のテーマについて議論されました。
賃上げとともに「働き方改革」も主要テーマになっており、労働組合側は従業員の処遇改善について訴えました。
私たちの加盟するUAゼンセンは流通や繊維など幅広い業種が加入する、組合員数が180万人近い全国最大の産業別労働組合として、「働き方改革と生産性向上に向けて労働環境の改善に取り組む」姿勢を強調しました。
またその6割近くがパート組合員であり、正社員とパート社員の格差是正に力を入れています。
今年もパート組合員の時給を正社員と同程度の引き上げ率となるよう要求することを決定しています。
人材不足が続く中、労使ともに「人への投資」が重要となっています。
優秀な人材の確保に向けて賃金の底上げはもちろん、人事・評価制度の見直しや、教育研修制度など、今取り組まなければ手遅れになりかねません。
利益追求のあまりいきすぎた人件費の削減は労働環境の悪化を招き、人材の流出、さらに新しい人材の獲得も難しくなり、企業の存続にも多大な影響が出てしまいます。
労使で労働条件の見直しと処遇改善を実施することで「今働いている人を大切」にし、「モチベーションアップ」と「生産性向上」に繋げなければなりません。
委員長あいさつ一覧へ戻る
|