毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランドグループ労働組合 中央執行委員長 安達です。
今年も各地で、大雨や台風による被害が相次いで発生しています。
被害にあわれた皆様へ心からお見舞いを申し上げます。
自然災害はいつどこで起こるかわかりません。
みんなで万が一への備えを充実させましょう。
労働災害も身近で起きています。
厚生労働省が公表した労災発生状況によると、2018年の死亡災害は過去最少となったようですが、それでも未だ毎年900人を超える尊い命が失われています。
精神障害に関する労災補償請求件数は1,820件、支給決定数は465件、そのうち自殺は76件だったそうです。
「仕事内容・仕事量の変化を生じさせる出来事があった」「嫌がらせ、いじめ、暴行を受けた」「顧客や取引先から無理な注文を受けた・クレームを受けた」などが支給決定の大きな理由となっています。
UAゼンセンの加盟組合においても業種を問わず労災が発生しています。
2018年度における組合員の死亡事故は6件発生、また精神疾患による長期休業者も1年間で1,000人を超えています。
職場の安全衛生活動においては安全衛生委員会の設置状況や雇入れ時の教育など課題はあるようです。
これらの事実を踏まえ、労使それぞれの責務をきちんと果たさなければなりません。
余裕のない職場には働く者の安全と健康に気配り、心配りが行き届きません。
職場の安全衛生は、いかなる状況下においても、すべてに優先される労働条件なのです。
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