委員長あいさつ（2022年4月）

この度の宮城福島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被害の大きかった地域において、日々来店されるお客様のために毎日の業務にあたっている皆様に敬意を表します。

今年も多くの新入社員を迎えることができました。感染症禍の続く中、不安は大きいと思いますが、最初からできる人はいません。「失敗と書いて成長（せいちょう）と読む」という言葉を贈ります。何事も失敗を恐れず、前向きに取り組んでほしいと願っています。

みなさんは労働組合のある会社に入社しました。労働組合の活動の基本理念は、働く者が自分たちの生活を維持向上させ、働きがいと生きがいを求めていくために、力を合わせて会社の問題や社会の問題、産業の問題を話し合いで解決して、自分たちや家族の幸せを求めていこうというものです。

働く仲間が集まり、自分たちの意見を自由に出し合い、同じ目的をもって労働組合として活動することにより、働く私たちと会社が対等になり、雇用の確保、労働条件の維持・改善が実現していくのです。一人ひとりの立場は弱くても、労働組合としてまとまり、団結することで数の力が生まれるのです。
労働組合は、現場の声や意見を集約して定期的に会社と協議、交渉を行っています。

また組合員の悩みを聞く相談窓口としての役割りや慶弔見舞金の支給、各種共済の案内など相互扶助を目的とした活動も行っています。
もし困ったことや悩みがあったら一人で悩まず相談してください。何ができるか一緒に考えていきましょう。