毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランドグループ労働組合 中央執行委員長 安達です。
1月25日開催された労使フォーラムにより、2022年度の春季交渉が事実上始まりました。
翌26日には連合(労働側)と経団連(経営側)のトップ会談が行われ、賃上げの必要性などで一致し、さらに男女や雇用形態、企業規模間格差の是正も重要なテーマとなることが確認されました。
連合の芳野友子会長は「人への投資の充実が欠かせない」と話していますが、連合は「人への投資」を積極的に求め、4%程度の賃上げを目安とした闘争方針を打ち出しています。
UAゼンセンでは、生活水準維持、組合員の努力に報いる賃金引上げ、格差是正、生活水準向上に取り組むことが労働組合本来の役割りとの考え方を踏まえ、全体で2%の賃上げを要求します。
私たちが所属する流通部門も、感染症禍での生産性向上分を組合員の頑張りの成果として主張すること、ここ数年取り組んできた、産業間格差、産業内格差、雇用形態間格差の是正に引き続き取り組むこと、急激かつ大幅な物価上昇から組合員の生活を守ること、などを確認し、このような基本的考え方を踏まえ各労使で交渉が行われていきます。
特にパート社員などの短時間組合員が多くを占めている流通業では均等均衡待遇の実現は大きな課題の一つです。
同一労働同一賃金ガイドラインによると、例えば一時金は正社員に支給しているのであれば、短時間組合員にも業績の貢献度に応じて支給しなくてはならないとされています。
私たちも労使で課題に取り組み、交渉を重ね、「離職者を減らし、働き続けられる会社づくりを目指して」いきます。
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