暑中お見舞い申し上げます。
アークランドグループ労働組合 中央執行委員長 安達です。
新潟・山形地震により被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。
パワーハラスメント(パワハラ)を防止する措置を企業に義務付ける関連法が5月に成立しました。
これまで明確な定義がなかったパワハラを「職場での優越的な関係を背景に必要な範囲を超えた言動が就業環境を害する行為」と明記。
企業に相談窓口の設置など新たに防止措置を講じることが義務付けられ、2020年4月に施行予定です。
パワハラという言葉ができたのは、2001年のことだそうですが、それ以来なくなるどころか、職場の悩み相談の大半を占め、その相談件数は増加傾向にあります。
上司と部下だけでなく、職場の先輩、後輩などその関係性は多様です。
会社での役職に関わらず、知識や経験で優越的な立場である場合もあり、誰もが加害者側にも被害者側にもなり得るということです。
なかには指導の範囲内と思っていたことが相手の受け取り方によってはパワハラ行為となりかねないことも出てきます。
そうならないためにも一人ひとりが違うということを意識し、相手の話を聞く姿勢が大事になってきます。
指導とはいえ、上からでなく、相手に合わせて横から目線で話をすることも必要だと思います。
自分がされていやなことは他人にもしないということだけなのですが、それができない人がいるということです。
働き続けられる職場を目指していくうえで、これ以上不本意に離職する人を増やしてはいけないのです。
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