毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランドグループ労働組合 中央執行委員長 安達です。
6月10日は「時の記念日」です。1920年に正式に制定されました。政府は時間の大切さに対する意識を広めるため、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善、合理化を図ろう。」と日本国民に広く呼びかけたそうです。
そして現在、働く者の意識として、労働時間管理は非常に大切です。
法定労働時間は、原則として一日8時間、一年を平均した一週あたり40時間とし、所定労働時間を定めています。
またやむを得ず、時間外勤務、休日勤務が必要と認められたときは、あらかじめ所属長に申し出てその許可を得なければならない。というのがルールです。
ある調査によると、残業が発生する理由として企業側では「顧客(消費者)からの不規則な要望に対応するため」「業務量が多いため」「仕事の繁閑の差が大きいため」
従業員側では「人員が足りないため(仕事量が多いため)」「予定外の仕事が突発的に発生するため」が上位となっています。立場の違いで少し意識に差があるようです。
残業ゼロといわれても仕事が減るわけではなく、むしろ人手不足の中一人あたりの仕事量は増えているのが実情です。
確かに労働時間に制限をかけることで、仕事を時間内に終わらせようとか、みんなで協力してやろうとする効果もあるかもしれません。
ただ仕事の絶対量や会社の仕組みなどが変わらなければ、サービス残業になってしまうのは目に見えています。
働く側の意識はもちろんですが、会社側からも適正な労働時間への取り組みが求められます。
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